こんにちは、『伸びシロとおもシロ』をコンセプトにフィンランドからワロタをお届けするプロブロガーのCaptainJack(@CaptainJacksan)です。初心者に超優しいファンクラブ型ブログサロン、『伸びシロサロン』やってます。(๑`・ᴗ・´๑)
最近、会社を辞めてフリーランスになりたい人が増えている、もしくは目立つようになってきている印象があります。ブログで稼いで生活して行くために会社を辞めるとかもそうですね。
挑戦するのは良いことですが、僕は基本的にサラリーマンのうちに周到に準備してから退職することを強くオススメしています。
今でこそプロブロガーとして軌道に乗りつつありますが、これまでMLM、投資、株、詐欺被害、会社設立、ブログ、2chまとめブログ、歌舞伎町ホスト、太陽光発電訪問販売、完全歩合制訪問営業、治験など、様々な挑戦と失敗を繰り返してきました。
中でも最初かつ最大の失敗は、MLMの時に全然収入もないのに西新宿のタワーマンションに引っ越して東証一部上場企業の国際本部の仕事を1年半で辞めたことです😇w
これほど豪快に失敗するアホも珍しいと思いますが、反面教師にはしてもらえるはず。簡単に仕事を辞めてフリーランスになろうとする人がいたら、それは危険かもと警鐘を鳴らしつつ、僕が考えるフリーランスになる前にクリアしておきたい5つの条件について説明していきたいと思います。それでは本文へGO!
⚠️長文記事です。すぐ5つの条件を読みたい人はこちらから飛んでください^^
目次
収入ゼロで西新宿のタワマンに引っ越し一部上場企業を退職した23歳の僕
2万文字を超えるプロフィールにもある通り、僕は2008年4月に新卒で東証一部上場メーカー島津製作所に入社しました。
入社に至るまでには、一部上場超ホワイト企業の島津製作所と、当時飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたアダルトビデオメーカー、ソフト・オン・デマンドの2社に内定し、後者を志望した結果両親から勘当されかけ、結果泣く泣く島津製作所を選んだというエピソードがあります。
結果として第一志望ではなかった会社に入社することになり、仕事中ずっと死んだ魚のような目をしていたと思います。
MLM(ネットワークビジネス)との出会い
入社から半年後、とあるMLM(ネットワークビジネス)に出会いました。入社前に行ったアフリカ大陸縦断の旅以来、いずれ世界全ての国に行きたいという夢を抱いていたため、お金と時間の問題から解放される必要のあった僕にとっては渡りに船。検討に検討を重ねた結果、挑戦することにしました。
当時は思いもよりませんでしたが、このMLMへの参入が後の人生を大きく変える決断となります。何故なら、今僕が苦しんでいる最高680万円の借金は、2年後に出会う大口顧客に騙されてできたものだからです。(#๑`・ᴗ・´๑)w まぁ、それは今回は別の話。
収入ゼロで西新宿のタワーマンションに引っ越し
当時住んでいたコンシェリア西新宿TOWER’S WEST
そして、しばらくして西新宿のタワーマンションが超お得なキャンペーンをしていたことから、その時点でまだ収入もないのにオフィスにしようというアホ極まりないアイデアを思いつき、父に保証人になってくれるよう説得。
もちろんアカンと言われたので、その週の土日にヒッチハイクで京都の実家に帰り、さらに父を説得しました。もちろんアカンと言われたので、翌週末もヒッチハイクで通い、リビングで土下座する勢いでお願いしました。すると、願いが叶ったのか、父が折れてくれました。
交渉成立の鍵は、僕に支払い能力があったこと。実は当時、数年前に遭遇した事故の慰謝料のおかげで500万円以上の現金を持っており、自分名義で審査は通らなくとも、潤沢な貯金の存在により支払いは可能だということが主な理由です。
事故の話が出たので余談ですが、当時相手方の保険会社から220万円くらいの保険金を提示されたのですが、父が弁護士に交渉を依頼したところ、示談金として1250万円ほどゲットできました。もし事故に遭って困った時は弁護士法人天音法律事務所に相談してください。
話が逸れましたが、物件は家賃17万4000円のワンルーム。本来2ヶ月ずつかかる敷金礼金が無料、そして2ヶ月のフリーレントがついてくるという最高の条件。とてもいい選択だったと思います。その後家賃が負担にならなければ、の話ですが。😇w
勤め先の一部上場企業会社を退職
その後しばらくして、勤めていた島津製作所を退職しました。あまりにストレスだったため、仕事も全くできず、1年半で逃げるような退職です。当時の同期、同僚、先輩、上司、関係者の皆様には本当に申し訳なく思っています。
こうして、命綱だった月25万円弱の手取りと1回60万円のボーナスがゼロになりました。
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副業の収入ゼロで退職し、フリーランスになった時に起こること
当時の部屋の様子。まりもっこりかわいすぎワロタ
さて、西新宿のタワマンに住み、さらに勤めていた会社を退職したことで自由に身となり、MLMビジネスに専念できるようになった24歳のCaptainJack青年でしたが。
仕事を辞めたハンパない開放感を感じる一方、すぐに恐ろしい現実に気付くことになります。
- 定期収入がなくなり収入の目処もたたず超不安
- 毎月の家賃17.4万円の支払いが気が気じゃない
- 家賃以外の経費も出ていく一方
- 貯金は減っていくが既に感覚が麻痺している
- マジでヤバイ
こんな感じになりました。こんな状況でうまいこといくわけありません。
今の仕事が辛いからという理由で会社を辞めて独立したりフリーランスになろうとすると、ホントにろくなことにならないと思います。まぁ僕がヘボすぎだっただけかもしれませんけどね😇w
会社を辞めてフリーランスになる前にクリアしておきたい5つの条件
ようやく本題なのですが、このような実体験があるため、いくら会社が嫌だったとしても、気軽に辞めてフリーランスになるというのはオススメできません。あ、もちろんブラック企業の場合は別でございます。即刻辞めるようにお願いしたいと思います(๑`・ᴗ・´๑)
その点、満を辞して8月末に退職した有名人気ブロガーヒトデさんの退職プロセスは完璧でした。周到に準備してこれだけのセーフティネットを持って会社を辞めたなら、心配する人はいないでしょう。
僕は仕事を辞めるにあたって「そんなにやらなくてもいいでしょ」って色々な人に言われるくらい準備を固めました
- ほぼ放置しても手に入ってくる収入
- 毎月何十万、何百万人も読みに来るメディア
- PVや売り上げを伸ばして行くノウハウ・知識
- 助け合える、仕事をくれる人との繋がり
- とりあえず数年なら無収入でも死なない貯金
- 自分の事を応援すると言ってくれる人達
それでも、この「仕事を辞める」と言う決断をするまでに、多くの葛藤がありました
辞めたいというただの愚痴が、現実を帯びて来た時、僕は真剣にそれを考え出しました
とは言え、ここまで準備できる人は非常にまれ。退職前にここまでできた時点で準備っていうか既に成功してるやんってレベルですから、少し条件を緩和しまして、僕は会社を辞めてフリーランスになりたい人には退職前に以下の条件をクリアしておくことをお勧めしたいと思います。
- 仕事に集中できる環境の構築
- 固定費の引き下げ(十分なストック収入と貯金があるならそれでも可)
- 毎月の固定費の半分以上に相当するストック収入
- 2年間無収入でも生活できるだけの貯金
- 助け合える人、仕事をくれる人との繋がり
この5つを準備しておくべきです。
なお、今の仕事が特に吟味せず適当に入った会社の場合、またはフリーターやアルバイトなどで退職のデメリットが少ない場合は、もっと条件を緩和しても大丈夫です。ヤバイと思ったらすぐ同じポジションに戻れますからね。
マズイのは、僕のように高ステータスの高給ホワイト企業にいてしまったりする場合です。この場合は失敗すると生涯年収がかなり減る可能性があるので、当然ながら退職のリスクは高まります。家族がいる場合もそうですね。そういう場合は、退職は本業の収入を軽く超え数年分の生活費に相当する貯金ができてからにするなど、多少厳しめに考えた方がいいと思います。
僕は貯金だけはありましたが、固定費を劇的に引き上げた上ストック収入が一切なかったため、物凄いスピードで減っていく貯金に気が気ではなくなり、成功どころではありませんでした。
ヨッピーさん、クロネさんも同意見
ヨッピーさんも、著書『明日クビになっても大丈夫!』の中で本職に加えて副業を持つのが最強だと仰っています。
「『好きなこと』を副業として育てるべき」 、「貯金・副業収入・健康の条件を満たしたら、会社をやめてもいい」という考え方は当たり前かもしれませんが、それを守らず失敗した僕にとっては結構刺さる真理です。ほんまそれ って心から思いますからねw
また、やり手趣味ブロガーのクロネさんも同じことを仰っています。
私は「複業」をテーマにしているので、サラリーマンは収入源の1つとして簡単に手放さない方がいいと思ってます。
やめたくても他に複数の収入源ができてから手放すのが理想です。
ブラック企業の場合は、副業やってられないので、転職をおすすめします。
— クロネ@趣味ブロガー (@taxindexorg) 2017年7月19日
「サラリーマンは収入源の1つとして簡単に手放さない方がいい」。ほんと、何回も言いますけどその通り。w
そもそも、今の職場に満足できないのならまずは退職よりも転職を考えるべきなんです。これを間違えて退職という名の逃げからのフリーランスコースへ進んでしまうと、おそらく失敗します。
あまりある実力に押し上げられるようにフリーランスになったのではなく、辛い仕事から逃げようとしたらフリーランスという道があったというのでは、失敗するのも当然ですね。
クロネさんのツイートは「やめたくても他に複数の収入源ができてから手放すのが理想です」と続きますが、ホント、この通りです。
今すぐ辞めるべき派の意見について
今すぐ辞めるべき派と言えば、まず『まだ労働で消耗してるの?』でお馴染みのイケハヤさんが思い浮かぶことでしょう。すぐに辞めるべきというのがイケハヤさんの基本スタンスだからです。
この記事の内容でイケハヤさんに触れないのはスポンサーにはダンマリかいって話で逆に不自然なので言及したいのですが、フリーランスの独立のタイミングという点では僕の考えはイケハヤさんとは明確に違います。
イケダハヤトという恵まれし存在
ツーショット(๑`・ᴗ・´๑)ww
そもそもとして、イケハヤさんは中学生の頃から月間50万PVサイトを運営し、ネットランナーに連載していたバケモンであり、学歴も私立最高峰の早稲田政経卒と相当な高スペックの人間です。月収500万円の収入やTwitterフォロワー約10万人の影響力を考慮しても、全ての日本人の上位0.1%に入るでしょう。
僕なんてたいしたことないですよ。化け物みたいな人はたくさんいますからねぇ・・・。
ま・・・・まてまて〜〜い!!
それ、日頃から同じ0.1%の人たちとつるんでるだけですから〜〜!
大スポンサーイケハヤ様に勝手に喋らせて茶番を挟みましたが、そのポジションからの視点であれば、まず会社を辞めてやりたいことに集中するべきと言いたくなるのは理解できます。なぜなら、自分にはそれができるからです。しかし、残り99%以上の一般人の実情には合いません。
現在の日本では隠れ貧困者が多く、特に独身女性はオシャレな風貌からは想像できないほど貧困層が多いです。貧困の中で考えなしに仕事を辞めると、それはもう大変なことになります。
それに加え、例えば知的障害とみなされない程度に知能指数が低い人も多くいますが、そのような人が知的作業であるブログ・アフィリエイトで成功するとは思えません。
もちろんそういう前提条件を省いた上での“やってみたらいいですよ”だと思うのですが、恵まれなかった立場の人たちはそこに考えが至らず、素直に信じ実行した結果状況が悪くなる可能性は大いにあります。
もちろん有能な人はその一言で奮起しメキメキ頭角を現していくことになるので、激励することが悪いと言ってるのではないですよ。だからちょっと複雑ではあります。まぁ、タワーマンション住まいから借金680万円を抱え債務整理済みの貧困層に落ちた身として、思うところはそんなところです。
なお突然の告白を許してほしいのですが、前の記事でも公言している通り、僕はイケハヤさんは大好きです。日本では意見の相違と人間的対立が本当に混同されるので、あえて明言しておきます。前の記事では好きと書いてますけど、8月にスポンサーになってくださって以来大好きになりました(๑`・ᴗ・´๑)w
最後に:仕事を辞めたくなったらまず転職を考えよう
今の職場に満足できないのなら、退職よりもまずは転職を考えるべきだと言いました。仕事が嫌で逃げ出した先のフリーランスで成功できたら世話ないです。
仕事は辞めたい、でも転職するのはちょっと・・と思っているあなたには、完全無料プログラミング研修&就活塾を提供するProEngineerがガチでオススメです。
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僕も後残り300万円以上の借金を完済できたら、英語とプログラミングを学ぶつもりです(๑`・ᴗ・´๑)
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