こんにちは、妻の母国フィンランドでプロブロガー&プロゲーマーを目指すCaptainJack(@CaptainJacksan)です。
日本とフィンランドはよく似てると言われます。特に性格がよく似てると言われるんですけど、実は街の分布もよく似てるんですよ。東京、大阪、京都、札幌みたいな街がフィンランドにもあるんです!
フィンランド国内の分かりやすい地図をふんだんに用意しましたので、早速見ていきましょう!
目次
街の分布が似てる!
日本とフィンランド、地理というか街の分布がめっちゃ似てるんです。これに気付いた時は僕もちょっとびっくりしました。こじつけと言われるとそうかもしれませんけど。笑
下の地図を見てください。わかりやすいように、フィンランドの主要都市をマーキングしました。
日本地図も念のため!
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日本の都市と比べてみる
日本の各都市を基準にして、それぞれにフィンランドの都市を当てはめていきたいと思います。
フィンランドにも東京、大阪、京都、広島、横浜、千葉、仙台、青森、札幌があるんです!では見ていきましょう!
東京=ヘルシンキ
首都東京は、首都ヘルシンキに相当します。まぁここは驚きも意外性も何もなしで。笑
なおフィンランドは南の方に大都市が極端に集中しています。北の方の国土の3分の1が北極圏なので、寒さを逃れて南に集まるんですね〜。(*・ω・*)
後に書きますが、フィンランドにもヘルシンキの衛生都市として、千葉・神奈川的な街があります。
写真はヘルシンキ中心部にあるバスターミナル、Kamppi。
大阪=タンペレ
次は大阪!大阪に相当するのは、タンペレです!大阪は西日本最大の都市にして都道府県人口日本3位のメガロポリスの一つですが、タンペレもフィンランドのちょっと西側の都市で、人口も国内3位。かなり似てます。
タンペレにはまだ1回しか行ったことないですが、文化が大阪と似てるかと言われれば全然違うと思いますけどね。笑
タンペレのスマブラーの家に遊びに行った帰り道
京都=トゥルク
実はフィンランドにも京都的な街があるんです!それは、トゥルク。
1229年にローマ教皇がこの地に司教座をおいたことから町が築かれたといわれ、それ以降1812年にヘルシンキが首都となるまで、500年以上に渡りフィンランドの中心都市として栄えました。
トゥルクはヘルシンキ以前の実質的首都でしたが、首都ではなく中心都市という呼び方をしているのは、フィンランドが長らくスウェーデンの支配下にあったから。
トゥルクとタンペレは地理的にもそこそこ近く、フィンランド南の西側にあることから、ペアで京都と大阪を連想させます。
僕もトゥルクへはスマブラの大会で月1くらいで行っていて、ヘルシンキと並んで居住地ポリの次に馴染み深い街です。京都出身だから通じるところがあるんでしょうかね。。☺️
冬のトゥルクの風景
大都市が集中しているフィンランド南部を拡大した図
広島=ポリ
上の地図の斜め左上に位置するポリがちょっと広島っぽいです。バルト海に面する人口8万人の街ですが、フィンランドでは11番目に大きな都市であり、19ある県の1つサタクンタ県の県庁所在地です。同じく海に面し、関西よりも西側に位置し、都市人口12位である広島と少し似てます。たぶん。笑
ポリの道端
家の近くで撮った夕焼け
横浜・千葉=エスポー・ヴァンター
フィンランドでまさに横浜に相当する都市に、エスポーがあります。エスポーはヘルシンキに続き、人口2位の大都市。場所もヘルシンキから西にすぐ近くと、まさしく神奈川・横浜的存在。
フィンランドの千葉も一緒に紹介しておきます。それは、ヴァンター(バンター)。人口はトゥルクとタンペレに挟まれてフィンランド4位。ヘルシンキのちょっと北に位置し、ヘルシンキヴァンター国際空港がある市です。距離的、人口的、空港的にも千葉とめっちゃ似てますね。
ちなみにヴァンター空港からヘルシンキ中心部までは、バスもしくは電車で片道5ユーロ程度、約50分ほどかかります。
ヴァンター空港内
ヘルシンキ近郊の拡大地図。ヘルシンキ、エスポー、ヴァンター、ヴァンター国際空港
仙台=ユヴァスキュラ
仙台に相当するのは、ユヴァスキュラ。地図を見ると、このユバスキュラが大都市の密集するフィンランド南部の最北端であり、ギリギリ東京から近いと言えるか言えないかくらいの仙台を彷彿とさせます。
写真を見てみてください。きれいですねぇ・・・。
ユヴァスヤルヴィ湖
メインストリート(写真: Wikipedia)
フィンランド全体の地図をもっかい貼っときます。
青森=オウル
オウルはその位置から青森を連想させます。人口で言うと、オウルが国内6位で青森が31位とだいぶポジションは違いますけどね。まぁ、位置です。笑
大都市が集中する南部からそこそこ離れたところにありますが、なかなか発展している街。
オウルの街並み(写真: Wikipedia)
札幌=ロヴァニエミ
最後に紹介するのはロヴァニエミです。サンタの故郷として世界的に有名な街ですね!オーロラがめっちゃ見れる街でもあり、氷のホテルでも有名です。
北極圏に位置し、フィンランド国内のその他の都市からもかなり離れてますが、人口も国内15位(6万人)とそんなに少なくなく、北の大地で栄える札幌を連想させます。
もう一つ、ロヴァニエミと札幌には大きな共通点があります。それは、どちらもサーミ人とアイヌ人という少数民族を抱える県に属する都市であること。
サーミ人とは、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシア北部一帯のラップランドに住む少数民族であり、サーミ語と居住地の言語を話すバイリンガルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。意外と似てる都市が多くておもしろかったので、記事上で紹介してみようと思いました。
ちなみに、フィンランドは国土33.84km2(65位)、人口532.6万人(112位)。日本は37.80km2(62位)、人口1億2686万人(10位)です。人口こそ20倍以上の差がありますけど、広さはほとんど変わりません。
あと、どちらも森がいっぱいで海に囲まれ、国土が縦に長いところもソックリです。ちなみに森林率は、日本67%、フィンランド69%となっています。ほぼおんなじやん。笑
あと、隣にロシアがあるのも一緒ですね。日本は北方領土、フィンランドはカレリア地方をそれぞれロシアに奪われてます。立ち位置まで似てますね。ちくしょうロシアめ!
というわけで、ヘルシンキ以外ほぼ知られてないと思われるフィンランドの街を、身近な日本の街と比べて紹介してみました。ちょっとでもおもろかったら嬉しいです!
ロヴァニエミでオーロラ見たい!来年行こう!
ポリでも見れるよ。5年に1回くらい
マジでー!?今住んでる街でも見れるとかプレミア感なさすぎワロタw
最後に
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