(写真はイメージです)
こんにちは、CJ(@Captainjacksan)です。あるブロガーが面白い記事を書いていました。海外でモテまくった羨ましい体験談です。それを読んで、過去の甘い記憶を思い出しました。
大学4年生の時、1年間フランスの地方都市に留学していました。フランス全土で最も美しいフランス語が話されているというロワール川流域に位置し、ケーキにも使われるリキュールコアントローで有名なアンジェという小さな街です。
2学期目がスタートしたある日、通い慣れた大学のいつものロビーに天使が舞い降りました。美しいブロンドを湛えた小柄な彼女に一目惚れ。
しかし、残念ながら留学中には恋実らず、失意と共に帰国。1年後にフランスを訪れた際に再開、付き合い始めました。 青春時代の備忘録として、当時の記憶を書き残しておきます。
フランス人と10,000kmの超遠距離恋愛をして幸せだった3つのこと
1.一目惚れした人と付き合えたこと
一目惚れした人と付き合えることは、とても幸せなことです。生涯を通じてもよくあることではないんじゃないでしょうか。高校時代にも一目惚れした子がいますが、その子には余裕で振られましたしね。
色白な子が好み→ 白いといえば白人 という安直な考えだった気がしますが、めちゃくちゃタイプ。普段は緑目で気分や天候によって青やグレーになったりするなど、見慣れた日本人にはないエキゾチックな魅力に溢れていました。
人は近親◯姦を避けるため遺伝子的に遠い関係にある人に魅力を感じるらしいですが、よく考えてみると外国人を好きになるというのはその典型例ですよね。違いすぎるしね。笑
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2.女性関係に未熟だった自分に自信をつけてくれたこと
21歳当時のぼく。フランスでなんとかモテようと、オサレな店で色んな服を着てみたり。背中にVIP ONLYと書かれたジャケットを買おうと日本の友人に相談し、一瞬で却下されたりした。
彼女はそれまでの人生において3人目の彼女でしたが、唯一自分から猛アタックした人でした。それまでの2人は自然に両想いになっていたり、相手から好きになってくれたりと、自分から積極的にアプローチしたわけではなかったんです。
後からよく考えてみると、一目惚れした外国人を相手の母国語で口説き、一度は失敗しながらも最終的に成功させるというのはある種の偉業じゃないかと思ってしまいます。一度は失意の元に帰国してますからね。
帰国から約1年後にフランスへ行った時に会えたチャンスをモノにするべく夜2人で会う約束をし、Barに居座って閉店時間からさらに1時間半粘って口説き倒しました。その成功体験が自分にとって大きな自信となったのであろうことに疑いの余地はありません。
別れてからもしばらくはメッセージのやり取りが続いており、お互いに落ち着いた時、40歳になった時にお互い独身なら結婚しよう、と冗談で言ってくれました。あれからおよそ7年の月日が経ちました。今はお互いにパートナーがいますから結婚することはありませんが、フランスのどこかで元気にしていてくれれば嬉しいなと思います。
3.専攻言語のフランス語が上達したこと
上記2つに比べればおまけのようなものですが、当然2人の共通語であったフランス語力はもちろん向上しました。例えば、今考えてみても、いままでの人生で最もフランス語が流暢だった瞬間は彼女をBarで口説き落とした時です。
特に、付き合えたのが大学卒業後であったため、語学力の維持・向上に大きく貢献しました。
大学卒業から5年後に受けたフランス語検定準1級の試験。1級はかなりの難関ですが、準1級程度ならフランス留学前から模擬試験での合格率は90%を超えていました。卒業後もある程度は保てているようで、少し安心。
番外編
彼女との付き合いで本格的に好みのタイプが白人女性一択になり、40歳の時に金髪の白人女性と結婚するため日々実地でナンパの訓練をしていました。
そして、7年後の今、ぼくの妻はフィンランド人。彼女と付き合うことがなければ、白人女性と結婚するというプライベートな目標を設定することもなく、あの時駅前で一人たたずんでいた妻に声をかけることもなかったでしょう。後に妻との出会いに繋げてくれたこと、最終的にはそれが一番幸せだったことです。
ある歌で歌われているように、「いくつかの別れと涙が地図になり、世界で一番素敵な場所に辿り着いた。」とはまさにこのこと。人生とはかくも美しい。