こんにちは、妻の母国フィンランドでプロブロガー&プロゲーマーを目指すCaptainJack(@CaptainJacksan)です。
意外と知られてない事実なんですが、日本にとって、フィンランドは最も近いヨーロッパ。そして、フィンランドはヨーロッパの日本と言われるくらい、結構お互い似てたりするんです。
というわけで、フィンランド人の妻と結婚してフィンランド在住7ヶ月目に突入した僕が、日本とフィンランドで似ているところを7つ紹介したいと思います!
民度が高く安全な先進国
日本とフィンランドは、世界的に見て共に民度の高い平和な先進国です。これは嬉しい共通点で、移住者としてはありがたすぎる要素。
先進国というとなんとなく安全な気がしてしまいますけど、先進国=平和というわけでは全くないですからね。アメリカなんて危ない先進国の典型みたいなもんですし、ヨーロッパでも例えばパリやアムステルダムは夜中に歩きたくないです。特にパリは最近テロも多いですよね。
その点、ヘルシンキは平和そのもの!
夜12時くらいにヘルシンキ中央駅の周辺を歩いたことがありますが、危険な雰囲気は微塵も感じませんでした。僕の住むポリはフィンランドで11番目に大きな街なんですが、ここで犯罪なんて起きるの?と思ってしまうほど平和な空気が漂ってます。
あと、僕はヒッチハイカーですが、アメリカやフランスでは全くやる気にもならないんですけど、正直言ってフィンランドなら普通にヒッチハイクできますね。日本のようにほぼ100%安全とまではいかないかもしれませんけど、安全度は相当高いと思います。なんでヒッチハイク基準やねんって感じですが、この感覚は多分間違ってないと思います。
治安以外にも、先進国として最低限の知識や常識を共有している、比較的時間に正確であるとか、同じ価値観を共有している部分は多いです。アフリカ縦断の旅で出会ったカメルーン人の女の子は任天堂もマリオも知りませんでしたが、そういうミスコミュニケーションが起こらないであろうという安心感があります。笑
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家の中では靴を脱ぐ
欧米ではみんな家の中で靴を履いてると思ってませんか?答えはノー!全然そんなことないです。多分それはアメリカのイメージ。確かにアメリカでは家の中でも靴を履いたままの家が結構多いと思いますが、フランスでは履いたままも脱ぐ家もどっちもありました。
フィンランドでは、今のところ義実家や友達の家やスマブラの大会に行って、靴を脱がなかったことがありません。個人的には家の中でもベッドでも靴を履いたままという文化は衛生的観点から見て極めて劣っていると思っているので、家の中で靴を脱ぐというフィンランドの習慣は日本人として大変ありがたいです😳💦
周辺国と似ていない
フィンランドの周辺国といえば、陸地で国境を隔てるロシア、スウェーデン、ノルウェー、南にフィンランド湾を隔てエストニア、そしてスウェーデン南部の位置し共に北欧文化圏を形成するデンマークがありますが、これら5ヶ国とフィンランドは全く違う国で、似てません。
中でも特に違いを感じるのが言語で、フィンランド語は、ノルウェー語・デンマーク語・スウェーデン語・ロシア語とは全く違う言語です。
フィンランド語はウラル語族フィン・ウゴル語派に属しますが、隣国のノルウェー語・デンマーク語・スウェーデン語はインド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派(英語、ドイツ語と同じ)に、ロシア語はインド・ヨーロッパ語族スラヴ語派にと、フィンランド語とは異なる語族語派に属します。
唯一エストニア語(とフィンランド国内の少数民族サーミ人が話すサーミ語)がフィンランド語と同じ語族・語派にあり言語的には近いですが、その程度。
なお、Wikipediaに「フィンランド語はエストニア語とは通訳なしで通じるのに比べて、サーミ語とは全くと言っていいほど言葉が通じない。」という記載がありますが、これは明確に間違い。妻から「エストニア語はフィンランド語しゃべってるみたいに聞こえるけど、全く意味わからない感じ」との証言を得ており、フィンランド人である妻がエストニア語を聞いても理解はできません。
日本も中国韓国北朝鮮ロシアなどとは言語はもちろん多少の見た目以外は何から何まで似ても似つきませんので、周辺国と似ていないという点が似ています。
フィン人は、身体的形質こそスウェーデン人やノルウェーなどと同様に典型的なゲルマン系の容貌とされる金髪碧眼が多い北ヨーロッパ系コーカソイドに属しているが、言語的にはルーツが明らかに異なり、アジア起源のウラル語族の言語を話す。
性格が似ている
フィンランドはヨーロッパの日本と言われるだけあって、国民の性格は実際に結構似てると思います。
日本人ほどじゃないですけど、フィンランド人もシャイ、人見知り、目立ちたがらない、心配性みたいなとこがあるんですよね。ちょっと白人のウェーイ系のイメージと違って、かわいいですよね。笑
あと、日本人とフィンランド人はパーソナルスペースの範囲が似てます。特に白人は男同士でも結構顔を近づけてきたりしてくることがよくあるんですが、フィンランドでは滅多にないですね。パーソナルスペースは比較的広めです。
・・・って、日本語がスーパー堪能なフィンランド人の男友達が言ってました。でも、僕も同感です!
WW2の敗戦国
ロシアの侵攻に対し隣国スウェーデンの助けを得られず、やむなくナチス・ドイツに接近したことにより、ドイツの敗北とともにフィンランドも敗戦国になりました。
ロシアと戦い領土を失ったという点も同じです。(日本北方領土、フィンランドカレリア地方)
第二次世界大戦では、独ソ不可侵条約を締結したロシア人(ソビエト連邦)と2度に渡って戦い、その結果カレリア地峡を失い、多額の賠償金を負った(ソ芬戦争。第1次は冬戦争、第2次は継続戦争と呼ばれる)。この時フィンランド人は、スウェーデン人に助力を求めたが、中立主義をとられ、やむなくナチス・ドイツに接近した。このことがフィンランド人にとってのパンドラの箱となる。第二次世界大戦でのドイツ人の敗北と同じくしてフィンランド人も敗戦国となり、ロシア人から戦争犯罪に問われることになった。
縦に長い
地図を見れば一目瞭然の縦長っぷり。
森がいっぱいで海に囲まれ、隣にロシアがあるというところもソックリ。ちなみに、両国の森林率は、日本67%、フィンランド69%です。ほとんど森やん。w
街の分布が似てる
実は、フィンランドにも東京、大阪、京都、広島、横浜、千葉、仙台、青森、札幌があるんです!これについては詳しく記事に書きましたので、ぜひ読んでほしいです。
地理的にも立ち位置的にも似てる街が多いんですよ〜。前首都のトゥルク=京都、タンペレ=大阪とか、面白い共通点がいっぱいありました。
なお、フィンランドは横に短いので、名古屋と福岡はありません。笑
フィンランドの主要都市を日本の各都市と比較。フィンランドにも東京、京都、大阪、札幌があった!
ユーリアちゃん、ちょっとエストニア語しゃべってみて♫♫
無理w
あれま 残念^^w
フィンランドは、実は日本から最も近いヨーロッパ。日本人にも馴染みやすいと思いますよ!ぜひ留学先、移住先の候補にいかがでしょうか(๑•̀ㅂ•́)و✧
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