こんにちは!『伸びシロとおもシロ』をコンセプトに、スマブラDX世界王者達成までの“リアル俺より強い奴に会いに行く”ストーリーをリアルタイムでお届けする、プロゲーマー&プロブロガーのCaptainJack(@CaptainJacksan)です。
『プロゲーマー』、『eSports』。最近ちょくちょく聞くようになってきた言葉だと思います。Wikipediaによると、プロゲーマーとは『ゲームをすることにより報酬を受ける人のこと』と、その定義はシンプルそのもの。
そんなプロゲーマーの収入源には、僕が知り得る限り大まかに分けて以下の10種類があります。
- スポンサーからの月額契約料、特別報酬など
- 大会の賞金
- Twitchの動画配信による配信広告収入
- Twitchの動画配信によるサブスクライヴ収入(有料ファン登録)
- Twitchの動画配信によるドネーション収入(投げ銭)
- YouTubeの広告収入
- イベント出演料
- 書籍等の印税
- グッズの売上
- その他
Dota 2などの特に稼げるタイトルの場合、年間1億円稼ぐプロゲーマーが現れることも珍しくありません。このように収入的にも非常に夢のあるプロゲーマーという仕事ですが、中でも特に重要なのがスポンサーという存在です。
この記事では、そんなプロゲーマーとスポンサーの関係について、プロの立場からご紹介させていただきます!
⚠️第1章では少し長めに一般的なスポンサーとは何かというテーマについて説明していますので、理解されている方は読み飛ばすか、もしくは第2章の「プロゲーマーとスポンサーの関係」から読み進めていただければと思います。
本日、スマブラのプロゲーマー契約を締結しました。『V3 Esports』所属のプロとして活動していきます!
目次
『スポンサー』とは?
スポンサーと言えば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。恐らくですが、まず思い浮かぶのはテレビ番組のスポンサーや、プロスポーツチームのスポンサーではないかと思います。
テレビ番組のスポンサーで言えば、今年東芝が48年に及んだサザエさんのスポンサー契約を解消し、高須クリニックが広告枠を引き継ぐことになったのは記憶に新しいところですね。
テレビでよく「ご覧のスポンサーの提供でお送りします」というメッセージが流れますが、ご覧のスポンサーからお金をもらって運営していますという意味です。
【要注意!】東芝を窮地に追い込んだウエスチングハウスのM&Aに学ぼう! | 社長勇退ドットコム
そして、プロスポーツチームや団体などへのスポンサーもまた、一般人にとっては身近な存在です。
キリンやアディダスはサッカー日本代表の公式サポーターですし、またトヨタ自動車は五輪スポンサーとして最高位のトップ・パートナーとして2014年まで国際オリンピック協会と契約を結んでいます。
サッカー日本代表ユニフォーム | 【公式】アディダスオンラインショップ
トヨタ自動車、IOC TOPパートナーに決定 | TOYOTA Global Newsroom
また、スポンサーが付くのはチームや団体に限らず、スポーツ選手や芸能人、モデルやタレントなどの個人に対しても同様です。
本田圭佑選手がミンティアを持って「俺は持ってる」というCMがありましたが、あれもミンティアを販売するアサヒグループ食品によるスポンサーの一種です。彼らはCMという形で依頼を受けた企業の宣伝・広告を行なっています。
ミンティアはなぜ本田圭佑を起用したのか? | フットボールチャンネル
このように、スポンサーとは「団体、個人、スポーツのチーム、イベント、施設、番組などに対し、広告やPRを目的に金銭を支出する団体あるいは個人」のことであり、広告主と同義です。
お金の流れとしては、以下のようになります。
- スポンサー→ テレビ番組→ タレント、芸能人
- スポンサー→ プロスポーツチーム→ プロスポーツ選手
- スポンサー→ 所属事務所→ タレント、芸能人、スポーツ選手
これを図解したものがこちらです。
スポンサーから始まるお金の流れのイメージ図
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プロゲーマーとスポンサーの関係
一般的な『スポンサー』とは何かという問いについて、そしてスポンサーから始まるお金の流れについて解説したところで、ここからようやくeSportsの世界のお話です。
と、もったいぶったものの、実はeSports業界のスポンサーの仕組みは、プロスポーツ業界とほとんど変わりません。プロスポーツ業界とeSports業界のスポンサーの仕組みを並べてみると、以下のようになります。
- スポンサー→ プロスポーツチーム→ プロスポーツ選手
- スポンサー→ プロeSportsチーム→ プロゲーマー
ほとんど変わらないというか、全く同じですね。スポンサーがいて、チームがあって、選手がいる。そんなわかりやすい構造になっています。
スマブラのプロゲーマーCaptainJackの例
スマブラのプロである、僕ことCaptainJackの例を挙げてみたいと思います。
前提として、僕は『V3 Esports』というプロチームにスポンサーされているプロゲーマーです。そして、所属チームのV3 Esportsには、東京スター銀行を傘下に持つ中国信託商業銀行(台湾)がスポンサーに付いています。
さて、これを図解すると以下のようになります。
賢明な読者の皆様は、この図だけで十分お分かりのことだと思いますが、一応言葉で補足しておくと、
- スポンサー(中国信託銀行)がプロeSportsチーム(V3 Esports)にスポンサー料を支払い、
- プロeSportsチーム(V3 Esports)がチーム所属のプロゲーマー(CaptainJack)にスポンサー料を支払う
というビジネスモデルになります。
V3 Esportsの公式サイトを見てみると、トップページの所属プレイヤーたちが着ているユニフォームに、デカデカと中國信託銀行 CTBC BANKと描かれたロゴがあります。すぐ下には薄青緑色背景のスポンサーバナーもありますね。
スマブラのプロゲーマー『Leffen』の例
基本は『スポンサー→ プロeSportsチーム→ プロゲーマー』というフローになりますが、スポンサーがプロゲーマーを直接スポンサーすることケースも見られます。
その一例が、エナジードリンクのRed Bullをスポンサーに持つプロフェッショナル・スマブラプレイヤー『Leffen』です。
これはスポーツの世界でもよくあるので、イメージしやすいですよね。具体的に言うと、下の図のような感じです。
フットボールキャンペーン |アディダス オンラインショップ -adidas 公式サイト-
アディダスはサッカー日本代表全体のスポンサーですが、香川真司選手個人に対するスポンサーにもなっています。
と、ここまで別のケースみたいに紹介しておいてなんなんですが、実はRed BullはTwitterフォロワー数25万人超えのeSportsチーム『Red Bull Esport』を運営していますので、チーム挟んでるやんけ!とツッコまれてしまえば、おっしゃる通りかもしれません。笑
逆に考えると、スポンサーが自らeSportsチームを立ち上げ、成功するケースも出てきているということですね。
プロゲーマーとスポンサーの関係と収入のまとめ
この記事の要点のまとめです。
- 『スポンサー』→『 プロeSportsチーム』→『プロゲーマー』という流れでお金が動く
- プロスポーツのビジネスモデルとほとんど同じ
- チームを介さず、スポンサーが選手と直接契約するケースもある
- 稼ぐプロゲーマーはめちゃくちゃ稼ぐ
以上、今後必ずさらなる盛り上がりを見せるであろうeSportsの世界のビジネスモデルについて、理解を深める一助になりましたら幸いです!
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今のところはまだ(ここ重要)『俺より強い奴に会いに行く』プロゲーマーCaptainJackの挑戦を、8年以上の引退から目覚めたCaptainJackの逆襲を、ぜひスポンサーとして一緒に見守っていただく事ができましたら、それに勝る喜びはありません。
個人・法人、業界等問いませんので、どなたでもお気軽にお問い合わせをいただけましたら幸いです。近日発表予定のスポンサーシップについての詳細の案内記事も、ぜひ合わせてご覧くださいませ。
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プロゲーマーデビュー記事も、ぜひ合わせてご覧ください!
本日、スマブラのプロゲーマー契約を締結しました。『V3 Esports』所属のプロとして活動していきます!